軽井沢の中心街から離れた閑静な別荘地。遠く浅間山を望む南北に細長いカラマツ林のゆるやかに傾斜する敷地に建つ別荘の計画です。
古くから残り良好な景観を形成しているカラマツ林に佇むように、南北に細長いコンパクトな建物を敷地境界から等しく距離を取って敷地中央に配置しました。これにより周囲からのプライバシーを確保すると共に、既存の樹木をいかした景観を四周をガラスで囲まれた室内から存分に楽しめるように計画されています。
湿度の高い地域性を考慮し、1階は鉄筋コンクリート造とし主寝室、客間を兼ねた和室、インナーガレージを配置しました。2階は切妻の軽い屋根の乗った木造で、天井の高い約27畳のリビングダイニングと、岩盤浴を楽しめるサウナを持つ浴室を配置しています。四周はバルコニーと大きな窓で囲まれており、ツリーハウスのように高い視点から木々に囲まれ生活する事が出来ます。
計 画 地 長野県軽井沢町
主要用途 専用住宅
構造規模 木造、鉄筋コンクリート、地上2階
敷地面積 935.27㎡
建築面積 102.06㎡
延床面積 134.46㎡
建築設計 TAPO富岡建築計画事務所
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PROJECTSDate:
2020-01-10