周囲を農地や酪農地に囲まれた豊かな自然の残る千葉県佐倉市の郊外。本格的な週末農業を楽しまれるクライアントの広大な農地の中に建つ別荘の計画です。
重厚感のある石積の壁が水平線を強調する軽快なスラブを支えるシンプルで力強い構造システムがそのまま表出した外観と、テーマツリーの大山桜の植えられたパティオを取り囲むようなL字型のプランを採用しています。
敷地の入口のゲートを入り並木道の導入路を行くとエントランスの車寄せに至ります。1階はリビングやダイニング、キッチンとゲスト用のベッドルームが2室。2階にはオーナー用のベッドルームが3室とライブラリーが配置されています。また、屋上のルーフテラスにはジャグジーが設置されています。
本格的な農作業のための小型のトラクターや農機具を収納する倉庫、農作業から帰ってきた時の裏動線やシャワー、収穫した野菜の処理のためのスペースなど、現代的な農家としての機能とセカンドハウスとしての機能が融合した計画となっています。
計 画 地 千葉県佐倉市
主要用途 専用住宅
構造規模 鉄筋コンクリート造(壁式) 地上2階
敷地面積 1745.06㎡
建築面積 326.98㎡
延床面積 461.66㎡
建築設計 TAPO富岡建築計画事務所
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PROJECTSDate:
2020-01-10