水平線の家 屋根工事とスラブコンクリート打設
ふたたび心配された台風21号の大きな影響も無く、作業は順調に進んでいます。
1階、2階のスラブコンクリートの打設も終わり、外壁の押出成形セメント板の下地工事が始まっています。静岡県条例による基準風速32m/sと風の強い立地条件を考慮し、押出成形セメント板とアルミサッシの取付下地となる補強材は、構造担当者と慎重に検討の上部材のメンバーと配置を決定しています。
広大な面積の屋根はシート防水の作業の真っ最中です。最新の省エネ基準に適合する10cmの厚さの押出法ポリエチレンフォームをデッキプレート上部に設置する露出断熱防水工法を採用しています。屋根も壁同様、風圧による大きな負圧がかかるため、断熱材と屋根材を機械的に固定するディスクを細かいピッチで設置しています。
来週はいよいよ外壁の押出成形セメント板の取付、そしてアルミサッシの取付へと重要な工程が続きます。風雨による影響無く順調に作業が続くことを祈っています。